出前報告! Wi-CAN(9月3日) | フリフリぶろぐ。

出前報告! Wi-CAN(9月3日)

9月3日 Wi-CAN千葉アートセンターに出前をしてきました!!

9月3日(土)15:00~17:00

☆参加アーティスト☆

三浦 宏之さん(スーパーバイザー)M-laboratory
坂田 明日香さん(ダンサー)

丹羽 洋子さん(ダンサー)

宇留賀岳さん(ダンサー)Fly A Round

TETSUさん(ダンサー)SUPER FLY

NORA さん(ダンサー)B☆ROCK NATION

鈴木 俊祐さん(ピアノ)

坪井 洋さん(ドラム)

平野 憲さん(ベース)


9.3③

9.3⑤

9.3④

9.3⑥

9.3②

●フリフリ出前②Wi-CANアートセンターリポート●

3日のフリフリプロジェクトは
千葉大学の学生を中心として展開される
Wi-CANプロジェクトがつくるアートセンターへ出前をお届け。

場所は千葉栄町商店街。
「前は賑わっていたが、最近は風俗店が並ぶ横にあります」との
ご紹介通り、隣には風俗店、目の前には韓国の輸入雑貨を置くお店がある。


実はこのアートセンター、つい最近まで
「元クリーニング屋さん」の内装がそのままの状態であった。
クリーニング屋さんからアートセンターへのリノベーションを
夏休み期間中、大学で建築学を学ぶメンバーを中心に進められ、
現在も工事が進行中の場所だ。
狭く、デコボコした箇所が多く、
アーティストが思い切り力を出せるか、心配だった。


当日。
その心配はすぐに杞憂に変わった。

「場所が最高に面白いですね」と鈴木さん。

台所にドラムセットが設置され、ピアノの鈴木さん
は元お風呂場にだった所から「板前さん」のように顔を出し、
ベースはひょっこり奧から登場。
その「絵」に一同思わずニッコリ。
「これからココで何が始まるんだ!」というドキドキ・ワクワク感で
会場が溢れていた。


15時開演。
司会はWi-CANプロジェクトの明石薫さんが担当。

出前のオープニングは、このWi-CANプロジェクト
学生代表の宮村賢治さんから、WI-CAN・アートセンターを
ご紹介して頂き、
実行委員長の千葉大学長田教授からも
「フリフリプロジェクトはアートセンター完成までの
 重要な一里塚を飾った」とお話を頂いた。


パフォーマンス。

パフォーマンスもアートセンターの魅力を
惜しみなく演出した内容になった。

ブレイキングチームは狭い居間で、思いっきりの高速回転。
途中土間に落ちてしまう場面もあったが、
その「ハラハラ・ドキドキ」感が迫力を大きく倍増させた。

コンテンポラリダンスも、柱やドアを使った、
また、アートセンターを飛び出して、商店街まで広がった演出に
その都度、箱から宝石が飛び出してくるような、
そんな感覚を感じた。

なんと言っても圧巻だったのが
最後のソロ時の「天井からの登場。」
アートセンターの吹き抜けからボロボロダンサーが落ちてきた。
次々に展開される迫力ある、パフォーマンスに
魂はフルフル。


その後、昨年Wi-CANプロジェクトと
コラボレーションでダンスワークショップを行った
「ワークホーム里山の仲間たち」のメンバーで
実際にダンスワークショップをきっかけに
ダンスの魅力に引きつけられた、
メンバーの唐沢さんから「ダンスの魅力」をお話して頂き、
「今回も是非、躍りたい!」とのリクエストで
最後は全員で「うみ」をフリフリ。

魂も体もinventionされた。


今回の出前では
「空間」までもinventionしたパフォーマンスだった。

「工事が途中で危険なところもたくさんありますが…」
と、当初はWi-CANの方も、心配気味だったが、
「アートセンターの良さを改めてわかった」と
すごくよろこんで下さった。

お客様は全部で50名近くになった。
また栄町商店街を通りすがりの方も足を止めて、
「なんのお祭りですか?」と見て下さって、
今までアートセンターを知らなかった方も
「おもしろいことやっているんですね」と、
ダンスを通じて知り合えた人も多数いた。

これからもフリフリプロジェクトは
いろんな場にあわせたinventionしていきます。

これからどう「進化していくか」お楽しみに!!


(コミュニティアート・ふなばしスタッフ 山浦彬仁)

9.3①